サービス提供責任者の仕事は、訪問介護の計画書の作成から、利用者やその家族からの相談、ヘルパーの指導や管理など多岐にわたります。
では、そんなサービス提供責任者に向いている人とはどんな人なのでしょう。

・人の役に立ちたい、問題を解決改善させたい気持ちのある人
介護が必要な利用者の快適な生活や、家族の負担を軽減させることなどを考えながら訪問介護の計画書を作成する仕事は、人の役に立ちたい人に向いています。
また、利用者や家族から聞き取りをしながら、問題点の解決や改善に努められる人も向いています。

・調整役が得意な人
利用者やその家族と相談しながら、具体的サービスの内容を決めます。
その際、サービスの内容と職員の能力も考慮しなくてはならないため、調整が得意な人が向いていると言えます。

・人に任せることができる人
具体的なサービス内容を決めることができても、実際サービスを行うのはヘルパーです。
ヘルパーへの指示や指導は可能ですが、ヘルパーを信用し任せることができる人でなければいけません。

・効率のよい仕事ができる
サービス提供責任者の仕事は多岐にわたるため、スピード感を求められます。満足のいくサービスを利用者に提供しつつ、ヘルパーの管理なども効率よく行える人が向いています。

サービス提供責任者に向いている人を挙げてきましたが、利用者やその家族、ケアマネージャーやヘルパー、生活相談員やその他、多くの人と関わる仕事になります。
コミュニケーション能力が必要となり、聞き上手、伝え上手であることも大切です。